「鼓草」プレイ感想※ネタばれなし
今回は以前プレイした「鼓草」というフリーゲーム乙女ゲーの感想です。
https://www.freem.ne.jp/win/game/24110
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◆あらすじ◆
舞台は戦中・戦後の岡山。
主人公の綿子は紹介でとある男性に嫁ぐ。
「尚太郎」さんという、優しく、弟「芳次郎」想いの軍医を志願する人だった。
祝言を上げはしたが、軍医志望の彼はいずれ戦地へ赴くことになるだろう。
しかし、綿子はそれを理解した上で結婚をした。
短い時間ではあったが二人はお互いの距離を詰めていく――しかし、ある日、それは届いた。
そして、綿子は決断することになる。
◆感想(結末などのネタバレはなし)◆
舞台が舞台なので、全体的にシリアスです。
攻略キャラは「尚太郎」さんと、弟の「芳次郎」の二人となっています。
プレイしていてとても切なく、つらく、苦しくなりました。
私は最初「尚太郎」さんが旦那様だったので、めちゃくちゃそっちよりの選択ばかりしていたのですが
途中から本当に切なくて、どうか生きて還ってきてほしくて祈るようにプレイしていました。
しかし「芳次郎」さんと過ごすうちに彼もとても良い人で、かつ義姉である主人公（綿子）を気にかけつつも
惹かれていっているんだろうなっていうのを感じられて。また切なくなりました。
義両親もとても良い人で、知人も良い人で、このゲームで屑なのは主人公の家族くらいです。
エンディングは、少し切ないながらもあぁ、よかった…となるものでした（そうじゃないのもある）
ただそこにたどりつくまでが、すごくつらい（嫌とかではなく、本当に苦しい）ので人を選ぶゲームかもしれません。
そんな方には同じ作者さんが制作された「フサの大正女中ぐらし」をお勧めしておきます。
（これもある描写があるので、苦手な人はいるかもしれないですが）
https://www.freem.ne.jp/win/game/27331
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また、名前変換がないため主人公の名前は「綿子」固定です。
しかし、それがまた鼓草とリンクしていてとてもいいと思います。
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